細道めぐりの記録

日和の細道ファンが、奥の細道ゆかりの地をゆるっとめぐってます。ほぼ自分用の記録。

芭蕉祭①(2017年10月)

10月12日は芭蕉さんの命日(旧暦)!

ということで、芭蕉さんの出身地・伊賀上野で毎年この日に行われている

芭蕉祭」にお邪魔してまいりました。

 

 

伊賀上野の駅に着いたとたん、

ホームにでかでかと芭蕉さんの句!

 

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(この句私は初めて見た)

 

 

改札を出ると、頭上におくのほそ道の冒頭部!

 

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(めっちゃ逆光)

 

 

駅の外にはこんな句碑!

 

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さらにこんな看板!!

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つよい。

この押しっぷり。

テンションも上がるってもんです。

 

ちなみに写真見ても分かると思うんですけど天気は良くなかった!

基本くもりで、一瞬雨が降りかけたりもしたな。

 

 

色々あって到着が予定より遅れていたので(詳しくはまた書きたい。。。)、

急いでタクシーに乗って会場の「上野公園」へ。

 

タクシーの運転手さんも芭蕉祭の事はご存知でしたが、

「まあ伊賀上野は忍者と松尾芭蕉しかないんですよ~~ハハッ」

とかいう軽い自虐を聞かされてしまった。

 

2つ名物あればええやないですか~~と謎のフォローをしつつ会場に到着。

 

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デデン。

公園の入り口に置いてありました。

今年で71回目とのこと。

去年は節目の年だったからちょっとお祭自体がスペシャルバージョンだったりしたのかな?

もしかしたら。

 

 

で、プログラムはこんな感じ。

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芭蕉」がゲシュタルト崩壊しそうな勢い。

 

 

まずは一つ目の目的地、芭蕉翁記念館」へ向かいました。

 

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記念館と名は付いておりますが、

こじんまりした古い建物で、展示物もさほど多くないです。

雰囲気としては、年季の入った公民館といった風情。

その点大垣むすびの地記念館はすごかった……あれも早くまとめたいな。

 

なおこの日は特別に、入場料が無料となっておりました。

 

 

中に入るとすぐに芭蕉像が。

 

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顔の輪郭がわりと特徴的。な気がする。

芭蕉さんの像、全国に何体あるんでしょうね。

しかしこの像は出生地・伊賀上野にあるという時点で

全国芭蕉像ランキングとかがあればかなり上位に入るんじゃないでしょうか。ありがたや。

 

 

展示室には色々と関連資料が置いてあったのですが、室内は撮影禁止でした。

個人的には廊下に設置されていたこの電光マップが面白かった。

 

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芭蕉さんの主な紀行ルートが記されていて、

下のボタンを押すとその旅ごとの道筋がポツポツと光る仕様。

こうやって比べてみるとほんと細道の旅ってすごいルートだよな~~。

よく無事に帰って来たよね……

 

 

他にも、芭蕉さんに関する大まかな説明文が貼ってあって、

「伊賀では、親しみを込めて『芭蕉さん』と呼んでいます。」

などと書いてあって親近感。

そうなんだよね。大してゆかりのない土地の人は普通に「松尾芭蕉」って言うよね。

そういえば山中温泉の人たちもみんな「芭蕉さん」って呼んでたな。

 

 

あとは記念スタンプ押したり、置いてあった俳句クイズに挑戦したりと色々したのち、 

かの有名(?)な「俳聖殿」へ向かいました。

 

 

 

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なかなか面白い建物なんですよこれが。

ここの詳細はまた次回!

記憶の薄れないうちに早く更新したい。